リアルマネートレード

これらの行為は、特に通貨単位が存在したり相場が形成されている・アイテムの譲り渡しが可能など、ゲーム内で擬似的な経済システムが成立しており、ユーザー数も多い大規模なMMORPGにおいて、より多く見られる傾向があるとされる。

また、モンスターを倒すことで直接にゲーム内通貨を入手でき、またこの通貨の価値や所持の有無がゲームにおける活動で重要なゲームで顕著に見られる。

その一方で、オンラインゲーム黎明期より「RMTはゲームを楽しむ努力を放棄した無粋な行為」「目的のために手段を選ばないアンフェアな行為」という見方をする者も多く、同市場の拡大と共に、これら行為による売買を生業とする人が出現するようになると、RMTで売却する仮想的な貨幣・資産を効率良く得るために、BOTプログラムが使われる事が多い。

リアルマネートレーディングという行為が活発になり、オンラインゲームプレイヤーの間で様々な形で話題になるにつれ、雑誌やテレビなど様々なマスコミにおいてもこの話題について記事やトピックとしての取り扱いが増加している。

RMTに関する事象を扱う場合、ゲームマスコミは問題視する、あるいは問題提起の形を取る記事が多数である。しかし、ゲームに関しては本来門外漢であるパソコン一般誌や経済マスコミなどでは、オンラインゲームに対する知識の不足と経済効果などについての側面を重視するあまり、オンラインゲームの規約やゲーム内で起きている問題を無視してRMTを肯定する内容の記事構成となっているものが少なからず見られる。

[FINAL FANTASY 11]

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